風水的に捨てたほうがいいものがあります。あなたは着ていない服や履いていない靴、思い出の品をため込んでいませんか。
最近は断捨離なんて言葉が一般的に知られるようになったので、ものを捨てるといいことがあるらしいと理解している人は多いと思います。
いいこととはつまり、開運効果があるということ。
では反対にため込んでいると、どんな影響があるのかということも知っておいたほうがいいですよね。
そこで風水的に捨てたほうがいいもの、ため込むとだめな理由をご紹介します。
▼その他の風水開運記事はこちら▼
風水開運まとめ
目次
風水で捨てる運気
風水というとインテリアの色がどうの、配置がどうのということに注目しがちですが、風水の基本は掃除と片付けです。
家の中が汚くて雑然としていると、運気が落ちる一方。
家は運をためておく場所なので、いらないものや使っていないものをため込んでいると、新しい運が入って来る空間がなくなってしまうのです。
ですからいらないものや使っていないものはすべて捨てることで、運気を上げることができるんですね。
また、運を良くしようと風水グッズをたくさん買って、あちこちに飾っている人もいると思います。
しかしそれで全然運気が上がらないとしたら、やるべき順序が間違っているのかもしれませんよ。
風水では気に入ったものには「気」が入ると考えますが、思い入れのないものには気が入りません。
大切でないものや必要でないものなど、気が入っていないものばかり置いているところに、風水グッズを置いても運が良くならないのです。
風水師の李家幽竹さんによると、ものを置いて開運しようというのは「足し算の風水」。
手っ取り早く運の良い空間を作りたいという人には簡単な方法ですよね。
しかし本来はいらないものを捨てる「引き算の風水」から始めるのが正しいやり方だと李家さんはおっしゃっています。
ですからまずは運の良くなる置物を飾る前に、いらないものを減らすことが風水では大切なんですね。
そしてものを捨てることで必ず心も軽くなります。
例えば年末年始にたまったゴミを正月明けにやっと出せた時、「あ~すっきりした」と思いませんか。
目に見えるゴミが減ることで、心が軽くなった経験があなたにもあると思います。
また、ものが減ることで片付けやすくなり、掃除も楽になる効果が期待できますよ。
風水的に捨てたほうがいいもの
ここから風水的に捨てたほうがいいものをご紹介します。
3年間着ていない服
3年間着ていない服からは良い運気を得ることができません。
服や下着などの布類は縁をつかさどるので、着ないのにとっておくと縁の気を遠ざけてしまうのです。
ブランド品なら買い取ってもらうのもいいでしょう。
古い布類
タオルや枕カバーなどの布類は古くなると悪い気がたまるので、使い続けると運気が下がります。
汚れが取れなくなってきたり、肌触りが悪くなったら処分しましょう。
古い人形やぬいぐるみ
古くなったり、しまいっぱなしの人形やぬいぐるみからは良い気を得ることができません。
捨てるに捨てられないと言うなら寄付したり、供養してもらってはどうでしょうか。
思い出の品
写真や記念品などをたくさんとってある家庭も多いと思います。
見て楽しい気持ちになるならともかく、ただなんとなくとってあるだけで思い入れがないなら捨てることをおすすめします。
いつまでも残しておくと過去のしがらみにとらわれ、運気が停滞してしまうことがあるからです。
思い切って処分することで、幸運を引き寄せられますよ。
別れた恋人からのプレゼント
別れた恋人に関わるものをいつまでもとっておくと、相手との縁が切れず、新しい恋の邪魔になってしまいます。
もらったプレゼントや元恋人との写真は処分しましょう。
写真を捨てる時は天気にもご注意を。雨の日に捨てると縁を切ることができないため、晴れた日に捨ててくださいね。
貴金属など高価なものは換金するか、溶かして形の違うものに作り直すといいでしょう。
嫌いな人からのプレゼント
嫌いな人からもらったものは持っていても気分が悪いですし、運気を下げるだけです。すぐに手放しましょう。
運が悪い時に使っていたもの
ケガをしたり、大事なものを落としたりと、運が悪い時にずっと使っていたものは捨てましょう。
そんなものを使い続けると、また運の悪いことが起きる可能性があります。
欠けた食器・使っていない食器
少しくらいの欠けだからと使い続けている食器はありませんか。欠けた食器は良い気を発しません。
全く使っていない食器が食器棚に入れっぱなしということもありがちですよね。
そうしていらない食器を詰め込んでいると、食器の隙間に新しい気が入ってこないのです。
また、気に入らない食器で食事をすると、食事から得られる運気が目減りします。
ですからお気に入りの食器だけ残して、欠けた食器や使っていない食器は処分しましょう。
ブランド品で捨てるのがもったいないのなら、買い取ってもらうのがおすすめです。
履き古した靴・履いていない靴
風水では靴は運気を運ぶものと考えられています。履き古して擦り切れたり、汚れがひどい靴は運気を下げてしまいます。
また、靴には過去の記憶や念が残るため、長い間履いていない靴をいつまでも残していると、悪い気がたまる原因にもなります。
すると新しい出会いや運を呼び込みにくくなるので、2年以上履いていない靴は処分しましょう。
古本・ 古新聞・古雑誌
新聞も雑誌も新しい情報を得るためのものです。古くなったそれらをとっておくと、新しい情報を受け取る運が下がります。
何年も手にしていない本をためておくことも、古い考えのまま成長が止まっていることになります。
知性を磨くためにも、古い雑誌や本などはすべて処分しましょう。
古い名刺
何年も連絡をとっていない人の名刺をとっておくと、気がよどんでしまいます。すると人間関係もよどんでしまうので、古い名刺は処分しましょう。
そうすることでよどんでいた気が流れ出し、新しい運と縁が運ばれてきます。
ゴミ箱にたまったゴミ
ゴミ箱にゴミがたまっていても、ゴミの収集日にまとめて捨てるという人も多いのではないでしょうか。
しかしゴミがたまっていると悪い気が滞り、思考力や処理能力が落ちてしまうのです。
気の流れを良くするために、ゴミ箱にゴミをためないようにしましょう。
財布の中のレシート
財布の中にレシートを入れている人も多いと思います。
財布はお金の家なので、お金以外のものはなるべく入れないのが基本です。
お金以外に入れてもいいのはキャッシュカードなどのお金に関わるカード、身分証、保険証、免許証です。
レシートで膨れた財布には金運はやってこないので、レシートは取り除きましょう。
使っていない試供品
使っていない香水などの試供品をいつまでもとっておくと、恋愛運や金運が下がります。半年たっても使っていないものは捨ててしまいましょう。
賞味期限切れの食品
冷蔵庫の中に賞味期限切れの食品を置いておくと、健康運が下がります。期限が過ぎたらすぐに処分しましょう。
ドライフラワー
ドライフラワーは死んだものですよね。死んだものからは死気が出ます。
新しく入ってくる生命は死気をとても嫌うため、それが原因で子どもの体が弱いとか、子どもができないということが起こります。
不妊に悩んでいたけれど、ドライフラワーを捨てたら子どもができたという人はいっぱいいるそうですよ。
ドライフラワーは普通に燃えるゴミとして捨てられますが、「いや、それはちょっと気が引ける」という人もいると思います。
そんな人は紙に包んで、「今までありがとう」と感謝の言葉をかけて捨てるといいでしょう。
私の家にドライフラワーを飾っていたことはありませんが、枯れた生花を捨てる時は「ありがとう」と言ってから捨てています。
生きていたものですし、癒してくれていたものなので、そうして感謝の気持ちを込めることですんなり捨てられているような気がします。
また、造花はどうかと言うと、ホコリが積もりやすく掃除がしにくいのでおすすめできません。
花を飾るなら生花が一番です。つぼみの状態で買うと、花を開く時にたくさんのいい気を出してくれますよ。
▼関連記事▼
風水でモノを捨てる正しい方法!下着、ぬいぐるみ、財布、開運グッズなど
捨てなくていいもの
運のいいものは捨てないのがおすすめです。
宝くじが当たった時に着ていた服や、ずっと欲しかったものを見つけた時に持っていたバッグなど、ツイていた時に身に着けていたものは運のいいものなので、長く使いましょう。
また財布の寿命は3年と言われますが、Dr.コパさんによれば使わなくなった財布は捨てないで保管した方がいいということです。
その財布には3年でかなりのお金が入ってきているため、お金の気がしみ込んでいて、お金の気がお金を呼んでくれるそう。
古い財布はラベンダー色の布で包んで涼しい場所に保管しておくと、金運を呼んでくれるそうです。
風水で捨てたほうがいいものまとめ
風水で捨てたほうがいいもの・捨てなくていいものをご紹介しました。
必要でないもの・古いものは捨てることで運気が上がります。
でも一度に捨てるとなると、ちょっと勇気がいるかもしれませんね。特に服などはもったいないという気持ちになると思います。
私も長年着ている服が何着もありましたが、衣替えを機に古い服はすべて処分しました。
毛玉ができているような古い服を着てもウキウキしませんし、古い服を捨てることで新しい服を入れる空間ができました。
ご飯茶碗もトンボが何匹も飛んでいる柄のものを使っていましたが、見るたびに「虫だよなあ」とあまりいい気持ちがしなかったんですよね。
ある時なぜか手を滑らせて割ってしまったので、うさぎのかわいい茶碗に変えました。
食事のたびに目に入るものなので、やはりお気に入りのものとそうでないものでは気分が違います。
開運はこんなちょっとしたことでできるということですね。